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11月視聴作品短評「致命遊戯」「春花焰」「永夜星河」

「大夢帰離」と「珠簾玉幕」が終わっちゃって脱力気味。一番楽しみなのがWOWOW「一念関山」の放送だったりするのは、ちょっと寂しい。そろそろ本格武侠ものとか見たいなー。

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「永夜星河」微博より ピンクとブルーが似合う可愛らしい世界観

致命遊戯(~13集)

中国でちょっと配信されたと思ったら、すぐに配信停止になってしまったらしい現代ブロマンスもの。出来がいいという評判だったので観たいと思っていたらWOWOWさんが放送してくれた。

 

本来は1編20分の短劇で、WOWOWでは2本まとめて1話にしているようだ。ゲーム世界に入り込んでしまった主人公が、謎の青年とバディを組んで、ゲームの秘密を解き明かしていく物語。アイドル育成番組出身の夏之光と「重启之极海听雷」で小哥を演じていた黄俊捷という若い俳優さん二人が主演で、確かに少女漫画的なブロマンスの雰囲気は濃厚。

 

ただ、そうした雰囲気に興味はなくてもお話が十分面白い。ゲーム世界での生死が現実の生死に関わる、という設定自体は珍しくないが、脱出ゲームの要領で謎を解いていく過程に工夫が凝らされている。テンポが良くてするする観られるのもポイント高い。

現在進行の話は日本の童謡「さっちゃん」の歌詞にまつわるもの。…知ってる都市伝説だと妙に怖い。

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題名:致命游戏 The Spirealm 邦題:致命遊戯

原作:西子绪「死亡万花筒」 導演:彭发  路锦程 編劇:高巍

出演:夏之光Xia Zhiguang 黄俊捷Junjie Huang

 

春花焰(~最終集)

太子が退場してから視聴意欲が下がりまくったものの、何とか完走。

後半は様々な悲恋設定がこれでもか、というくらいぶち込まれてくるものの、戦争まで一触即発、というところに来るまであまり視聴意欲が戻って来なくて困った。

吴谨言演じる女主はあまりにしっかりしすぎて、どんな苦境に陥ってもあんまり「危機!」って感じがしない。むしろそれに振り回されている男主(刘学义 飾)が気の毒かも。皇帝と可哀想な後妻の話の方に心打たれてしまったり、太子に先立たれた女将軍の最後まできりりとした姿に「偉いなあ」と思ったり、サブカップルのあれこれは印象に残る場面が多かった。

 

このドラマに余りハマれなかったのは多分好みの問題も大きいんだと思う。

前半の男主と太子の対立は、互いにいろいろ複雑な感情があるんだろう、と匂わされただけにもう少し掘り下げて見せてほしかった。せっかくいい男二人揃えたんだし。

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題名:春花焰 Kill Me Love Me 原作:黑颜「春花厌」 

編劇:文宴 杨晓涵 王怡钊 甘红竹 徐慧苗 導演:程箓 黄伟杰

出演:刘学义 吴谨言 毕雯珺 赵小棠 陈楚河

 

永夜星河(~10集くらい)

「大夢帰離」と「珠簾玉幕」を平行で観ていると、どうしても息抜きがしたくなる。寝る前に「永夜星河」を観ると気持ちよく眠りにつける。そんな作品。

ごく普通の現代女子(虞书欣 飾)が本の世界に入り込み、捉妖師一行と旅をする。彼女は小説の男主2、シスコンで実は妖魔の慕声(丁禹兮 飾)の好感度を上げないと元の世界に戻れない。そこであれこれ手段を講じて…というのが基本ストーリー。

 

虞书欣は「雲之羽」では全くイメージが違ったけれど、こちらは「可愛い」基本路線。それでもぶりっ子の不自然な感じが消えて、嫌味なく観ていられる。妖魔に変身した時の丁禹兮はハンサムだし、二人の掛け合いはとても楽しい。中国結び(という言い方でいいのかな?)を多用した髪飾りや衣装は出演者に良く似合っていて可愛らしい。ストーリー展開も早く、難しい話もないのでストレスフリー。全体に古いRPG風の演出が施され、OPとEDのドット絵や途中で示される「好感度」も可愛らしい。

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題名:永夜星河 Love Game in Eastern Fantasy 32集

原作:白羽摘雕弓《黑莲花攻略手册》 导演:赵一龙

出演:虞书欣 Esther Yu 丁禹兮Ryan Ding

 

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