刘宇宁のコンサートの話を書こうと思ったけれど書き終わらなさそうなので、とりあえず7月まとめ。7月半ばまで観るもの多くて大変!だったのに、急に「書巻一夢」以外観たいものが見つからない状態に。意外な拾い物は「朝夢録」、面白い。
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錦繍芳華
楊紫主演の「国色芳香」の第二部。お話はまんま続いていて、本数制限さえなければ一度に配信したかったかも。冒頭に第一部の振り返りがついているので、あらすじを忘れちゃっても安心。
牡丹栽培・売買で成功を収めた女主・牡丹(杨紫 飾)だったが、権力奪取を狙う寧王、彼女に恨みを持つ前夫や公主の様々な妨害が待ち受け、更に彼女の夫となった蔣長揚(李現 飾)にも危機が迫る。
第一部は女主が自らの知恵と勇気、男主の助けもありながら道を切り拓いてゆく物語だったけれど、第二部は男主にも危機が迫る、というかむしろ男主の方が大変そう。
ただ、お話は全体的にファンタジー度合いが強くなった。衣装やメイク、細々とした道具類まで唐代を再現しているドラマにしては、ちょっとご都合主義が過ぎる部分も。
ドラマ最大のヴィランは寧王で実在の人物だが、歴史上ではもっと奥ゆかしい人物だったようだ。元々太子はこの人で、政変の際功績が大きかった玄宗に譲った、という経緯がある。ドラマではどこまでも狡猾で残忍に描かれているけれど。
ともあれ最後までテンポよく進んでいくので、観て飽きることはない。衣装も花も美しく、唐代の幸せなおとぎ話としては上出来な作品。
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題名:錦繍芳華 锦绣芳华 In the Name of Blossom 24集
原作:「国色芳华」意千重 編劇:张鸢盎「沉香如屑」「香蜜沉沉烬如霜」
導演:丁梓光「以家人之名」「去有风的地方」
出演:杨紫 Yang Zi 李現 Li Xian 魏哲鸣Miles Wei Zhe Ming
张雅钦Zhang Ya Qin

朝雪録(~15集)
似たようなタイトルが多くて分かりづらい古装探案もの。
主人公・沈莞の両親は朝廷の争いに巻き込まれ濡れ衣を着せられたまま死亡、父の親友の秦良も沈莞を庇って死亡する。一人生き残った沈莞は秦良の亡くなった娘を騙り秦家に潜り込み、医術の腕を用いて両親の濡れ衣を晴らそうと画策。偶然助けた大長公主の孫で睿王の世子・燕遲と共に事件を解決し、上京する道を探るのだが…。
女主がとにかくハイスペックで医師としても検視官としても超一流。おまけに推理力抜群。プロフェッショナリズムに溢れキャーキャー騒いだりしないので、こちらも落ち着いてみていられる。演じる李兰迪は「夢回(邦題:宮廷の茗薇)」「原來你還在這裏(邦題:愛される花)の女優さん。何か落ち着いたなあ。
男主も同様にハイスペックな文武両道、おまけに身分も高い。その上女主の身許がバレても動じない度量の広さ。「少年歌行」の時は元気印だった敖瑞鹏、こちらも今回は落ち着いた芝居。
ドラマとしても生真面目な探案もので、狐狸妖怪の類は登場しない。
「御賜小仵作(邦題:宮廷恋仕官)」のヒット以来女性検視官が主人公のドラマは沢山作られたけれど、今作は本格的。それぞれの事件は手が込んでいて面白いけれど、描写が些かグロなので(遺体からの見た目とか)耐性のない人は注意が必要かも。主人公二人の間の控えめなロマンスが、残酷な事件の合間の一服の清涼剤と言えるかもしれない。
お話はいよいよ都に乗り込む、というところ。大理寺卿だった沈莞の父親が陥れられた件と、燕遲が追う晋王が投獄され自害した事件は関係があるらしく、二人で協力して真相を突き止めようとしているのだが、朝廷の力関係などもいろいろ絡みそう。
登場人物が多い上、事件ごとに入れ替わるのでそこだけが悩みの種。秦家の世子の三哥を演じている崔绍阳って「開始推理吧」二季・三季でよく進行を務めている人だよね?
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題名:朝雪録 朝雪录 Coroner’s Diary 38集
原作:步月浅妆「権寵之仵作医妃」
編劇:邹越 高深 黄子恩
導演:李慧珠(総導演)邓伟恩 黄斌 陈自强
出演:李兰迪Li Landi 敖瑞鹏Ao Rui Peng