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「玉茗茶骨」は女主の美しさを愛でるドラマ(~最終集)

侯明昊のドラマが2本ほぼ同時に配信だったのでこっちを後回しに。于正製作ドラマって時々妙に苦手になるけれど、これは大丈夫。だって古力娜扎がめっちゃ美人。侯明昊そっちのけで女主に夢中(笑)。

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「玉茗茶骨」微博より 衣装もアクセも凝っていて見飽きない

設定というかあらすじというか

淳寧県の県令に任命された科挙状元の陸江來(侯明昊 飾)。この地にはびこる役人の不正を暴こうとしたが逆に命を狙われ、大規模に茶園を経営する栄家の長女・栄善宝(古力娜扎 飾)に救われる。記憶を失くした陸江來は馬丁として栄家に仕えることに。

栄家は女系家族で代々家主は女性。現在の家長は祖母(劉雪華 飾)が勤めるが、実務を仕切っているのは長女の栄善宝。栄善宝の足元をすくおうとする次女、何事にも反抗的な四女、影の薄い三女、庶子で盲目の五女(张南 飾)が主な登場人物。

栄家は折しも栄善宝の婿探しの最中で、栄家の財産を狙う者、栄家に恨みを持つ者、従姉の善宝に一途な者、様々な思惑を持つ公子が集まっている。次々と起こる事件を栄善宝の右腕となって解決するうち、陸江來と栄善宝の仲は深まってゆき…。

 

基本は于正お得意のお屋敷ものだ。于正作品は女性が万能でどんな事件もその知恵で解決してしまうパターンが多いけれど、今回は“男女逆転”と銘打っているだけあって、完全に女主が“スパダリ”(笑)。特に前半、記憶を撮り戻す前の陸江來は「可愛い子犬」といったところだ(後半でもラブシーンは女性の方が積極的でやっぱり“子犬”感が漂う)。

 

見どころは「女主」

茶園、というかお茶の製造販売が栄家の生業なので、茶畑も登場するしお茶に纏わるあれこれも登場するけれど、そこまで深く“茶道”の知識が披露されるわけではない(美味しそうではあるけれど)。ただ、于正作品らしく美術・衣装は非常に凝っている。特に女主の衣装。時代設定が恐らくは架空なので割とやりたい放題、というか古装なのにモダンなテイストが採り入れられていて大変美しい(于正の微博でのコメントによると「明代」がベースなのだそう)。女主・栄善宝はしょっちゅう衣装替えをしているけれど、どれも古力娜扎によく似合って美しい。花嫁衣装も伝統的な緑や赤ではなく、オレンジ色。真珠が一杯ついていて、とても綺麗。

 

古力娜扎という女優さんが美人なのは知っていたけれど、主演作品ってちゃんと見たことがない。「大夢帰離」も「赴山海」も観てるんだけど、あんまり印象に残らなかった。…今回ものすごい美人さんなんだ、とやっと認識した。

何しろ(特に前半は)登場する男性陣の殆どが彼女に惚れている設定で、女主が美人でなければしらける処。しかもクールビューティで殆ど笑わない。一瞥をくれるだけで男性陣がぼおーっとなるのをこれほど説得力をもって演じられる女優さんはなかなかいない。おまけに女主、智謀にも長けている。鞭も振るうし平手打ちもする。

…一生ついていきます!っていう男性陣の気持ちも痛いほどわかる(笑)。

優雅に歩いているだけで何もしていない、と視る向きもあるだろうけど、それだけで画面が持ってしまうこと自体が凄い。

 

女系家族の割にドロドロしていない(←大事)

姉妹の仲が悪い、という設定だとどうしても「陰険に意地悪するんじゃないか」「陥れ方がエグイんじゃないか」と心配になる。自分もそうだけれど、こういうのが割と苦手な方も多いんじゃないだろうか?

このドラマに関しては余り心配しなくてOK。大小姐が無双なんで(笑)。どんな奸計も事前に見抜き、それを利用して上回る策を練る。往年の日本の時代劇を見ているみたいな爽快さが味わえる。この辺りは「延喜攻略」なんかと一緒なんだけれど、そもそも争っているのが血の繋がった姉妹なので「報復の仕方が如何にもエグい」というような事態には至らず、わりに平和に収まるのも好印象。

「玉茗茶骨」微博より ラブシーンも女主主導

男性陣はバラエティ豊か

大小姐がヒーロー然としているので男性陣は必要ない…気もするけど、多分こちらは“可愛げ”担当。役に立たないわけではないし、それなりに頭も良く策も練る。あ、従弟君は別だけど。

男主の侯明昊をはじめ「山河令」の马闻远、「山河之影」「九州縹緲錄」の陈若轩、「難尋」の赵弈钦等見知った顔も多い。主だった男性陣にはきちんとエピソードが用意されており、それなりに見せ場もある。…その他大勢の公子たちは…すみません、覚えられませんでした。

 

挿曲「落」

ドラマの主題歌、挿入歌はオリジナル曲が多い。ある時代を象徴するような歌が使われることもあるけれど、古装片では既存曲はあまり見かけない。このドラマで聴いたことのある曲が含まれていてちょっと驚いた。

 

侯明昊の歌う「落」がそれで、もともとは2024年に流行した曲。如何にも中華っぽいメロディと「花開花落 日昇日落…」のサビが印象的で、一度聞けば覚えてしまう。詞・曲は潇然という人で谭晶、介子、唐伯虎Annieら幾つかのバージョンがある。

私が聴いたことがあったのは多分唐伯虎のバージョン。唐伯虎は中国で活動するアメリカの女性歌手だけど、プロフィール観るまでアメリカ人だとは気づかなかった。

この曲は侯明昊の声にもとても良く合っていて、只今ヘビロテ中(笑)。ただ、歌詞はかなり切なく、月日に流され孤独に生きる者の切ない心情が歌われている。

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序盤の婿選びから始まり、殺人事件やら妹の奸計やら裁判やら、とにかく盛沢山。事件は次から次に起こるので、飽きないで観ていられる。だんだんお茶の話何処行った?になるのはご愛敬。面白かったです。

 

題名:玉茗茶骨 Glory 36話

編劇:周末「延禧攻略」「五福臨門」 任亚南「墨雨雲間」「臨江山」

導演:张之微 国浩「当家主母」「臨江山」 马诗歌「墨雨雲間」「五福臨門」

出演:古力娜扎Gülnezer Bextiyar 侯明昊Hou Minghao 陈若轩Cham Ruoxuan 

赵弈钦Zhao Yiqin

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