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26年1月視聴作品短評「剥繭」「逍遥」「中国唱将」

旧正月を目前に控えた時期には大作が公開されるんだけど、今年の目玉はどうやら「太平年」。…時代背景が分からな過ぎ、人多すぎでついていけない(泣)。それはともかく、1月に観ていた作品はこんな感じ。

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「剥繭」微博より 主人公の造型も今一つ、なのが辛いところ

「剥繭」

罗云熙主演の刑事もの。検視官である齐思哲(罗云熙 飾)は恋人を事故で亡くした。齐思哲は彼女の死が当時関わっていた解決済の薬物事件と関りがあると信じ密かに捜査を続けている。恋人の兄韩烽(江奇霖 飾)は共に働く刑事(隊長)だが、齐思哲の頑なな姿勢を苦々しく思っている。齐思哲の同僚の女性の死亡事件をきっかけに齐思哲と韩烽は共に捜査を行うことになるが、次々起こる殺人事件はどうやら過去の薬物事件と繋がっていて…。

 

バディものっぽくはあるけれど、実際にはもう一人祝青越隊長(刘雅瑟 飾)という女性がいるのでバディものとも言い切れない。韩烽を演じる江奇霖は「辺水故事」の拓哥役が出色の出来だったけれど今回は頭の固い肉体派の刑事役で類型的。ブロマンスな感じをちょっと狙ってみました、という意図は感じるけど実際のブロマンス感は全くないという、何処を狙ったんだかよく分からない結果に。

 

事件そのものは興味深くないわけではないけれど第二案(だったと思う)でタイトルの由来でもある遺体を繭のように包んで…という事件のインパクトが強すぎて他が霞んでしまった。一つ一つの事件は解決してからの愁嘆場…じゃなかった説明が冗長で、つい「飛ばしてもいいかなー」という気分になる。一連の事件の真相も察しがついてしまって、うーん。

猟奇連続殺人、みたいなテーマは先行作品が他国にも多いだけに難しい。編劇・監督が「誰是被害者(邦題:次の被害者)」シリーズの人だったんで、期待したんだけどなあ。

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題名:剥茧 The Truth Within 21集

編劇:庄绚维「谁是被害者」 魏天一 王婷 王昱为 黄怀英

導演:庄绚维(総導演) 李晋瑞「猎罪図鑑2」 陈冠仲

出演:罗云熙 Leo Luo Yunxi 刘雅瑟 江奇霖Jiang Qilin

「逍遥」微博より ツーショットのスチルもない気の毒なサブカップ

「逍遥」(~最終集)

そこまでが良かっただけに、25集以降の古代での話は正直長くて少々辛い。古代妖全員の♡矢印が谭松韵扮する逍遥(の前々世の龍神)に向いている、というのはちょっと無理がある気が(笑)。白髪の鬘、余り似合ってないし。人間の方も一万年前なんで掘っ立て小屋に住んでるんだけど、衣装だけは立派。衣装代がなかったのか、粗末な衣装をキャストに着せるのもどうかと思ったのか、とにかくちぐはぐ。そんな状態で前半はラブコメ風に展開。後半主人公二人の因縁がようやく説明されてすっきりはするものの、意外性は余りない。

 

ドラマのエンジンが再起動するのは最終二話、時間旅行を終えてからだ。

とにかく妖族を殲滅しろ、でなければ全員九族皆殺しだと皇帝に脅された秉燭(汪铎 飾)。彼を救おうとして“魅”になってしまった陸翩翩(黃家婧 飾)と共に万妖谷へ向かう。一方妖側も人類に対抗すべく諸悪の根源である鏡の欠片を先に集めようとする。

 

心が凍ってしまった陸翩翩は秉燭への思慕を残しているが怨みの念の方がそれを上回り、秉燭に究極の選択を迫る。秉燭は彼女が何を犠牲にして自分を救ってくれたかよく分かっているので彼女の要求に抗えない。互いを想うが故に悲劇が積み重なり望まぬ方向へと進んでしまう。

この辺りのお話はなかなか感動的でもあったので、もう少ししっかり見たかったなあ。

でも、総じて面白かったです。

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原題:逍遥 The Unclouded Soul 40集

導演:徐纪周「狂飙」「媚者无疆」(製作)杨宇飞

編劇:徐纪周(総編劇) 白文君(編劇)「狂飙」 丁丁

出演:谭松韵 侯明昊Hou Minghao 汪铎Wang Duo

周深微博より 周深はレギュラー出演でいろいろコメントしていた

中国唱将(第一集・第十三集)

若い才能ある歌手を発掘し「国家レベルの育成キャンプ」に参加させて鍛え、ジャンルを超えたポップスの魅力を発信しようという趣旨(で多分あってると思う)の音楽番組。

実際はすごい肩書の専門家が評価する「○○got talent」といったところ。…13集のゲストが刘宇宁だったのと、薛之谦と周深がレギュラー出演しているみたいなのでちょっと覗いてみることに。

 

第一集は所謂出場者オーディション。「美声(オペラ発声)」「民族(所謂民族歌謡の歌い手)」「流行(ポップス、ロック等)」の3つの分野に分かれて受ける。審査員の肩書がものすごく立派(笑)。薛之谦と周深は審査員ではなくオーディションの様子を別室で見てあれこれ言う、というスタイル。ポップス分野の審査員はこの時は「披荆斩棘4」にも出演していた林依轮とか谭维维なんかが参加していた。

オーディションを受ける側は年齢制限はないみたいだけれど、学生さんや若い人が多い。「音楽縁計画」で楽曲を提供したシンガーソングライターも数人出場したけれど、残れなかったみたいだ。「努力的人」の李泊凡が身ぎれいになってた!のが印象的。

審査員の評価を聴いていると些か古風、という印象だが、確かに歌に心がこもっているというか何か伝わるものがある人が残っていた印象だ。ただとっても質実剛健。スター性とか人を惹きつける外観とかは度外視の評価なんで、選ばれた人がすごく「地味」。アイドルオーディションではないので応援したくなる要素は確かに必要ないんだけれど、大丈夫かな。

 

余り途中経過に興味が持てなくて刘宇宁の出場回まで飛ばすことに。13集は最終回の一歩手前だったようだ。審査員は10人以上がずらーっと並んでいて、その中に薛之谦と周深、刘宇宁も含まれる。歌手の側は3つのジャンル別々に競うけど審査員は全部一緒みたいだ。

オペラ系の人はもちろんのことポップス系の歌手も、フランス人形みたいなドレスで歌うし民族系の人も民族衣装の正装で登場。この回のテーマは「祖国への愛を歌いましょう」みたいなのだったので選曲も懐かし目。

…何だか“今”を選んでいる気は全然しない。

ちなみに刘宇宁は全編を通じて一言くらいしか喋ってなかった(笑)。

最終集はポップスのところだけ見たんだけど「あ、そっちなんだー」という結果に。まあCCTV製作の番組なんで、そんなものかも。

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題名:中国唱将 14集

導演:张异凡 王硕池

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