lienhua’s Dragon Inn 龍門客棧

中国ドラマと香港映画について書いています 記事についてはINDEXをご参照ください

中国ドラマ古装

「逍遥」は地に足の着いたファンタジー(~25集)

「逍遥」意外に面白い。最初はよくある人間界と妖族界が…という話で始まるし、猫耳やらブタ鼻やら登場するしで、主演が侯明昊でなけりゃ見ないなー、と思ってたけど、起きる事件が案外面白い。そして汪铎がとても良い。 ここから先は中盤までのストーリーの…

「大生意人」(~最終集)西太后の時代、商人はマジ大変

「大生意人」ようやく観終わった。面白かったんだけど、これが分からん、あれも分からんでなかなか視聴が進まなかった。清朝末期と言っても長い。アヘン戦争や革命前後の話は知っていても、このドラマの舞台の頃の歴史って大昔にちらっと世界史で習っただけ…

2025年のベスト7を選んでみた

新年あけましておめでとうございます。昨年ブログを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。今年も当ブログを宜しくお願いいたします。 昨年ブログで取り上げた中国ドラマは50作品(うち2本は再視聴)、バラエティは6作品。その中からベスト7…

「長安二十四計(~最終集)」は“復讐譚”というより“生存競争”

年内に今年の「ベスト〇〇」的な纏めを書こうと思ったのに、体調を崩して全部観終われない情けないことに。「長安二十四計」だけは何とか最後まで観終われたので、2025年滑り込みで感想だけでも書いておこう。 二転三転するストーリーの面白さで見せる作品な…

「水龍吟」後半戦はキャラクターの勝利

「水龍吟」最後まで面白かった。当面の敵を倒してもその黒幕が現れて…という展開は珍しいものではないけれど、事情が変わるにつれ多数いるキャラクターそれぞれが意外な変化を遂げていくのが斬新。多彩な罗云熙も堪能できます。 ここから先は終盤までのスト…

「長安二十四計」は最初から死屍累々(~8集)

今年3本目の成毅主演ドラマ。「赴山海」(豆瓣5.9)「天地剣心」(豆瓣6.0)と厳しい評価が続いたけれど、今作も…すごく心配(笑)。 ここから先は8集までのストーリーのネタバレが含まれます。おまけにだいぶ辛口です。ご注意ください。 ------------------…

「大生意人」の時代はいつ?(~10集)

「大生意人」面白い。面白いんだけど清朝の歴史に疎いもので、いつ頃の話か、どんな時代なのかさっぱり分からない。中国ドラマだと西暦何年のテロップは出ないし。場所も寧古塔って何処よ?寒そうだし流刑地だし北だとは思うけど…。ここはやっぱり自分で調べ…

「唐朝詭事録之長安」(~最終集)天子と公主の決裂は次季持ち越し!

最後の事件もなかなかにスリリングだった「唐朝詭事録之長安」。 第7案で天子と公主の最終決戦「先天政変」まで一月ないことが判明、更に第8案が外国からのスパイを扱った内容だったのでドキドキしたけれど、どうやら最終決戦は次季まで持ち越しのようだ。で…

「水龍吟」における江湖の歩き方(~12集)

「唐朝詭事録之長安」や「大生意人」といった大作が来ているのに、最初に観てしまうのが「水龍吟」。ストレスフリーに観られるんだもん(笑)。 ただ「江湖」や「武侠」が苦手という声もよく聞くので、最小限これだけ分かっていれば大丈夫!(かもしれない)…

「唐朝詭事録之長安」(~35集)で気になることを調べてみた

「唐朝詭事録之長安」とうとう最後の事件を残すのみになった。前2作に比べ妖の要素は減り、むしろ社会問題や当時の習俗をふんだん盛り込んだストーリーが展開された今作。知らない事ばかりで気になる。 -------------------------------------- 「唐朝詭事…

2025年11月視聴作品短評「天地剣心」「許我耀眼」

あっという間に年の瀬だ。年も押し詰まると配信も忙しい。月末に迪丽热巴主演の「梟起青壤」陈晓主演「大生意人」が立て続けに公開。…「大生意人」初っ端から面白い。 おまけに評判の良い武侠もの「水龍吟」にもうっかり手を付けてしまいどうしよう、な11月…

「暗河伝」(~最終集)アニメ→実写化作品についてちょっと考えた

「暗河伝」最後まで楽しく観終わった。目まぐるしく入れ替わる登場人物、複雑な人間関係、超ハイスピードの戦闘は見る人を選びそうだけれど、武侠好きの方には物語の面白さで、ご贔屓の役者さんがいる方はそのカッコ良さで十分楽しめると思う。ここから先は…

「唐朝詭事録之長安(~11集くらいまで)」は期待を裏切らない面白さ

続編というものは大抵一季の方が面白かったとか、そんな風になりがちだ。第一季から第三季までメインキャストも変わらず、内容も同じくらい濃くて面白い作品はそうそうない。 はじめの10集を見る限り「唐朝詭事録」はそうした稀有な作品になりそう。 ここか…

「入青雲(~最終集)」が何となく今風な理由

「入青雲」楽しく観終わった。途中ダレることもなく、終わり方も爽やか。お話も主軸にそれほどの新味はないけれど、新しい流れなのかな、と思える部分もあって興味深かった。 ここから先はエンドまでのストーリーのネタバレが含まれます。ご注意ください。 -…

「暗河伝」多すぎる登場人物を整理!してみた(~7集)

武侠ドラマの中でも特に登場人物が多い気がする「少年歌行」シリーズ。世代も混ざるので「あんた誰?」という状態になりやすい。顔写真と関係図を見ても「こんな人いたっけ?」…自分がそうなんで、ドラマ序盤に登場する人物を整理整頓。 主要人物は「少年歌…

「入青雲」「許我燿眼」2つの“あざと女子”ドラマ

“あざと女子”って好きですか? …大抵の女子はあまり得意ではないと思われるキャラクターだけど、こうしたキャラクターを主役に据えたドラマが二本同時期に配信。どちらも女性向けと思われるのに需要あるのかな…と思いつつ(笑)視聴中。 ここから先は序盤の…

「赴山海(~最終集)」は案外武侠らしかった

半分を過ぎる前くらいまでは正直微妙な感想だった「赴山海」。後半は面白かったです。浮き気味だった現代パートも上手くストーリーに融合出来て、気にならなくなった。 ここから先は終盤までのネタバレが含まれます。ご注意ください。 ---------------------…

「赴山海」の分からない処を調べてみた(~16集)

すごく楽しみにしていた「赴山海」。…思っていたのとちょっと違う。 原作が武侠ものの名手・温瑞安なんで本格武侠を楽しみにしていた人たちには、ぴらぴらの衣装と設定が違和感だろう。ラブロマンスよりを期待していた人は、いつまで経ってもそうした要素が…

于朦胧と「三生三世十里桃花(邦題:永遠の桃花)」の話

于朦胧Alan Yuが世を去った。 ファンの方は大変ショックなことだろうと思う。 私は取りたててファンという程ではなかったけれど、出演しているのをみつけるとちょっと嬉しくなった。「三生三世十里桃花」で妹を助けに戦場に舞い降りた白真のカッコよさは格別…

残暑が厳しいからホラーが観たい!

こんなにいつまでも暑いとせめて気分だけでも涼しくなりたい…そういう時はやっぱり怖い話が一番。でも中国ドラマにホラー系ってあったっけ?まあいいや、中国・香港・台湾・韓国の映画とドラマの中で「怖いなー」と思ったものを集めてみよう。 自分がこれま…

「華山論剣之南帝北丐/五絶争鋒」は面白かった!

最初の二つがアレだったので見るのを躊躇っていたけれど、「華山論剣」シリーズ、やればできる子だった。「南帝北丐」は「ああ、こういうのが観たかった!」という出来。背中を押してくれた方、本当にありがとうございました。 ここから先はストーリーのネタ…

8月視聴作品短評「朝雪録」「地球超新鮮」「錦月如歌」

7月までの大作ラッシュに比べ、小品が多かった気がする8月。成毅作品はとうとう一つもこなかったなー。 ---------------------------------- 「朝雪録」微博より ラブロマンスはこんな感じで糖度控えめ 「朝雪録」(~最終集) 事件は次々と起き、次々と解決…

「凡人修仙伝(~最終集)」にみる『家との隔絶』

「凡人修仙伝」終盤は目まぐるしい戦闘の連続で、あっという間に観終えてしまった。 CGの出来、後半ちょっと単調になりがちだった戦闘はいろいろ意見がありそうだけれど、面白かったのは確か。ただ観終わってからよく考えると、このお話は他の所謂「仙侠」も…

「華山論剣」シリーズ「東邪西毒」「九陰真経」への盛大な愚痴

金庸生誕百周年!をうたって豪華キャストで製作された「金庸武侠世界」シリーズ。いつの間にか「華山論剣」に名前が改まり特に前触れもなく配信開始…嫌な予感しかしないけれど、観たらやっぱり嫌な予感は当たってた。 ここから先はドラマの終盤のストーリー…

「書巻一夢」(~最終集)ラスボスはやっぱり○○○

「書巻一夢」最後までユーモアと皮肉が利いていて面白かった。 人間関係が元のストーリーと変わっていっても「名場面」に引きずり込まれてしまう主人公たち。「三人が刺違える」「宋一家が惨殺」「女主壺漬け(でいいのかな?手足切られて壺に押し込められる…

「凡人修仙伝」俗に塗れた修仙者たちの物語(~10集)

「凡人修仙伝」面白い。 雄大で溜息が出る程美しい大自然の中、久々に恋愛メインではない本格仙侠ストーリーが展開。スピーディな展開に加え、主演の杨洋がすばらしいので、是非。 ------------------------------ 「凡人修仙伝」微博より こんな場所なら修…

7月視聴作品短評「錦繍芳華」「朝雪録」

刘宇宁のコンサートの話を書こうと思ったけれど書き終わらなさそうなので、とりあえず7月まとめ。7月半ばまで観るもの多くて大変!だったのに、急に「書巻一夢」以外観たいものが見つからない状態に。意外な拾い物は「朝夢録」、面白い。 ------------------…

脚本家に喧嘩売ってる⁉「書巻一夢」(~20集辺りまで)

刘宇宁のニューアルバム(の第一曲目)が発売された。前回のアルバムから5年、昨年末に「もう少し」…と言われてから随分経ったけれど、ようやくだ。400曲ものデモを聴き、その中から自分の「歌いたい歌」を選んだのだとか。OSTはどうしても「望まれている歌…

「長安的茘枝」は唐代を通して現代を描く(~最終集)

「ミッションインポッシブル」ともいえるライチの嶺南から長安への移送。なんとかクリアして大団円…なんてことはなかった。刘宇宁の歌がエンドに流れているあたりはまだまだ牧歌的だったんだと痛感した後半戦。 ここから先は終盤のストーリーまでのネタバレ…

6月視聴作品短評「光・淵」「紫川之光明王」

成毅の「赴山海」の配信が遠のいてしまってがっかりしたけれど「折腰」「蔵海」「紫川」「長安的茘枝」と観たい作品が目白押しだった6月。「開始推理吧第三季」は佳境に入ってるし…。 ----------------------- 「光・淵」豆瓣より予告ポスター 今でもあちら…