lienhua’s Dragon Inn 龍門客棧

中国ドラマと香港映画について書いています 記事についてはINDEXをご参照ください

中国ドラマ古装

「逐玉」(~最終集)は脇役まで煇く作品

久々に隅から隅まで面白かった本作。よく練られた脚本とストーリー、中盤の戦場・終盤の朝廷と舞台を移しながらもそれぞれ緊迫感のある展開を実現した演出、そして脇役に至るまで非常に魅力的で印象に残るキャラクターを作り上げた役者さんたち。皆素晴らし…

26年3月視聴作品短評「大平年」「千朵桃花一世開(邦題:千輪桃花~永遠に咲き誇る愛~」

Netflix、Iqiyi、WeTV(勝訊)と3つのプラットフォームで展開中の「逐玉」が人気爆発、他の新作配信が少なかった3月。…面白い新作来ないかなあ。 ------------------------------- 「太平年」微博より 张晓晨演じる李元清 太平年(~最終集) ようやく観終わ…

「逐玉」は张凌赫がカッコいいだけじゃない(笑)!(~17集)

张凌赫・田曦薇主演の「逐玉」、ノーマークだったけれど滅茶面白い。今一番更新が楽しみな作品だ。「先婚後愛」は古装恋愛劇の定番だけど、捻りの利いたストーリーの面白さ、そしてびっくりするほど“好帅”な张凌赫に見惚れてるうちに次の話へ(笑)。 ここか…

「太平年」(~35集)皇帝が若すぎると国が亡びる?

「太平年」、ちゃんと視聴しているんだけど、理解するのが難しくてなかなか進まない(泣)。ようやく35集までたどり着いたけど…中原も呉越もトップの入れ替わりが激しくてついていくのが大変。目立つ二人のお爺さん、馮道と胡進思についても調べてみた。 こ…

「唐宮奇案之青霧風鳴(邦題:唐宮奇案:青霧のささやき)」はライトテイストな古装探案(~最終集)

唐代を舞台にした古装探案もの、大流行りだ。短劇でも「唐」を題名にした作品を良く見かける。今回は人気者の白鹿と王星越という顔合わせ。面白いかなー、どうかなー。 -------------------------------- 「唐宮奇案之青霧風鳴」微博より おめでたい春節ポス…

五代十国時代を扱った作品を捜してみた「媚者無疆(邦題:晩媚と影)」

「太平年」で脚光を浴びた「五代十国」時代。意外なくらい馴染みがなくて戸惑った。他のドラマで五代十国時代を扱った作品、なかったっけ?自分の視聴の範囲内だけだけど、調べてみた。 ここから先は「媚者無疆」のネタバレ(若様と長安の出自に関して)が含…

2月視聴作品短評「海市蜃楼」「一人之下」「不虚此行(邦題:来し方行く末)」

旧正月の季節は新ドラマの配信も滞りがち。冬季五輪もあるんで視聴時間も短くなって観た作品も少なくなってしまった2月。 ----------------------------- 「海市蜃楼」微博より 武打担当が女性2人+男性1人 他の男性は非戦闘員(笑) 海市蜃楼(~最終集) 侵…

「海市蜃楼」は古装SF(~12集)

オリンピックが始まって中国ドラマの視聴時間が激減w…「太平年」面白いんだけど、一生懸命観ないと話についていけないので、もう少し軽い作品を探していて行きついた本作。有名俳優が出ているわけでもないのに、あてになるようなならないような豆瓣評価が8.…

「度華年(~最終集)」で長年の疑問が解けた話

YOUKUで配信になった時は「まーた転生ものか」と思ってスルーしていた本作。日本で配信になったので観てみたら…やだー面白い(笑)。 ---------------------------- 「度華年」豆瓣よりポスター 前世はこんな感じでかなり物騒 「転生もの」は多いけれど… 中…

「御賜小仵作2(~最終集)」チーム感は健在!

5年ぶりの続編…ということで期待値の高かった「御賜小仵作2」。ただ、当時は新鮮だった「ヒロイン+検視官」「古装+探偵」といった要素は、この5年の間に散々使い回され食傷気味。…でも結論から言うと「やっぱり面白かった」です。ここから先はストーリーの…

「太平年(~2集)」“五代十国”の基礎知識!(人物編)

「太平年」冒頭からいろいろな人が肩書と共に登場して混乱気味。…まだ主人公、子どもだし。中文Wikiから登場人物の経歴をざっと調べてみた。歴史ものである以上、人物の経歴=ネタバレになると思われます。十分ご注意ください。 …でもこのくらい頭に入れてお…

「太平年(~2集)」“五代十国”の基礎知識!(地理編初歩の初歩)

大作らしい、というだけで事前情報をなにも見てなかった「太平年」。蓋を開けたら五代十国時代の話だった。…五代十国ってよく架空歴史もののモデルにもなっている時代だけど、小国林立で互いに潰しあっていたということ以外、よく知らない。おまけに冒頭から…

26年1月視聴作品短評「剥繭」「逍遥」「中国唱将」

旧正月を目前に控えた時期には大作が公開されるんだけど、今年の目玉はどうやら「太平年」。…時代背景が分からな過ぎ、人多すぎでついていけない(泣)。それはともかく、1月に観ていた作品はこんな感じ。 ------------------------------- 「剥繭」微博より…

「玉茗茶骨」は女主の美しさを愛でるドラマ(~最終集)

侯明昊のドラマが2本ほぼ同時に配信だったのでこっちを後回しに。于正製作ドラマって時々妙に苦手になるけれど、これは大丈夫。だって古力娜扎がめっちゃ美人。侯明昊そっちのけで女主に夢中(笑)。 ------------------------------------- 「玉茗茶骨」微…

「逍遥」は地に足の着いたファンタジー(~25集)

「逍遥」意外に面白い。最初はよくある人間界と妖族界が…という話で始まるし、猫耳やらブタ鼻やら登場するしで、主演が侯明昊でなけりゃ見ないなー、と思ってたけど、起きる事件が案外面白い。そして汪铎がとても良い。 ここから先は中盤までのストーリーの…

「大生意人」(~最終集)西太后の時代、商人はマジ大変

「大生意人」ようやく観終わった。面白かったんだけど、これが分からん、あれも分からんでなかなか視聴が進まなかった。清朝末期と言っても長い。アヘン戦争や革命前後の話は知っていても、このドラマの舞台の頃の歴史って大昔にちらっと世界史で習っただけ…

2025年のベスト7を選んでみた

新年あけましておめでとうございます。昨年ブログを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。今年も当ブログを宜しくお願いいたします。 昨年ブログで取り上げた中国ドラマは50作品(うち2本は再視聴)、バラエティは6作品。その中からベスト7…

「長安二十四計(~最終集)」は“復讐譚”というより“生存競争”

年内に今年の「ベスト〇〇」的な纏めを書こうと思ったのに、体調を崩して全部観終われない情けないことに。「長安二十四計」だけは何とか最後まで観終われたので、2025年滑り込みで感想だけでも書いておこう。 二転三転するストーリーの面白さで見せる作品な…

「水龍吟」後半戦はキャラクターの勝利

「水龍吟」最後まで面白かった。当面の敵を倒してもその黒幕が現れて…という展開は珍しいものではないけれど、事情が変わるにつれ多数いるキャラクターそれぞれが意外な変化を遂げていくのが斬新。多彩な罗云熙も堪能できます。 ここから先は終盤までのスト…

「長安二十四計」は最初から死屍累々(~8集)

今年3本目の成毅主演ドラマ。「赴山海」(豆瓣5.9)「天地剣心」(豆瓣6.0)と厳しい評価が続いたけれど、今作も…すごく心配(笑)。 ここから先は8集までのストーリーのネタバレが含まれます。おまけにだいぶ辛口です。ご注意ください。 ------------------…

「大生意人」の時代はいつ?(~10集)

「大生意人」面白い。面白いんだけど清朝の歴史に疎いもので、いつ頃の話か、どんな時代なのかさっぱり分からない。中国ドラマだと西暦何年のテロップは出ないし。場所も寧古塔って何処よ?寒そうだし流刑地だし北だとは思うけど…。ここはやっぱり自分で調べ…

「唐朝詭事録之長安」(~最終集)天子と公主の決裂は次季持ち越し!

最後の事件もなかなかにスリリングだった「唐朝詭事録之長安」。 第7案で天子と公主の最終決戦「先天政変」まで一月ないことが判明、更に第8案が外国からのスパイを扱った内容だったのでドキドキしたけれど、どうやら最終決戦は次季まで持ち越しのようだ。で…

「水龍吟」における江湖の歩き方(~12集)

「唐朝詭事録之長安」や「大生意人」といった大作が来ているのに、最初に観てしまうのが「水龍吟」。ストレスフリーに観られるんだもん(笑)。 ただ「江湖」や「武侠」が苦手という声もよく聞くので、最小限これだけ分かっていれば大丈夫!(かもしれない)…

「唐朝詭事録之長安」(~35集)で気になることを調べてみた

「唐朝詭事録之長安」とうとう最後の事件を残すのみになった。前2作に比べ妖の要素は減り、むしろ社会問題や当時の習俗をふんだん盛り込んだストーリーが展開された今作。知らない事ばかりで気になる。 -------------------------------------- 「唐朝詭事…

2025年11月視聴作品短評「天地剣心」「許我耀眼」

あっという間に年の瀬だ。年も押し詰まると配信も忙しい。月末に迪丽热巴主演の「梟起青壤」陈晓主演「大生意人」が立て続けに公開。…「大生意人」初っ端から面白い。 おまけに評判の良い武侠もの「水龍吟」にもうっかり手を付けてしまいどうしよう、な11月…

「暗河伝」(~最終集)アニメ→実写化作品についてちょっと考えた

「暗河伝」最後まで楽しく観終わった。目まぐるしく入れ替わる登場人物、複雑な人間関係、超ハイスピードの戦闘は見る人を選びそうだけれど、武侠好きの方には物語の面白さで、ご贔屓の役者さんがいる方はそのカッコ良さで十分楽しめると思う。ここから先は…

「唐朝詭事録之長安(~11集くらいまで)」は期待を裏切らない面白さ

続編というものは大抵一季の方が面白かったとか、そんな風になりがちだ。第一季から第三季までメインキャストも変わらず、内容も同じくらい濃くて面白い作品はそうそうない。 はじめの10集を見る限り「唐朝詭事録」はそうした稀有な作品になりそう。 ここか…

「入青雲(~最終集)」が何となく今風な理由

「入青雲」楽しく観終わった。途中ダレることもなく、終わり方も爽やか。お話も主軸にそれほどの新味はないけれど、新しい流れなのかな、と思える部分もあって興味深かった。 ここから先はエンドまでのストーリーのネタバレが含まれます。ご注意ください。 -…

「暗河伝」多すぎる登場人物を整理!してみた(~7集)

武侠ドラマの中でも特に登場人物が多い気がする「少年歌行」シリーズ。世代も混ざるので「あんた誰?」という状態になりやすい。顔写真と関係図を見ても「こんな人いたっけ?」…自分がそうなんで、ドラマ序盤に登場する人物を整理整頓。 主要人物は「少年歌…

「入青雲」「許我燿眼」2つの“あざと女子”ドラマ

“あざと女子”って好きですか? …大抵の女子はあまり得意ではないと思われるキャラクターだけど、こうしたキャラクターを主役に据えたドラマが二本同時期に配信。どちらも女性向けと思われるのに需要あるのかな…と思いつつ(笑)視聴中。 ここから先は序盤の…